- 李白 蔵元日記 - 忍者ブログ
島根県の地酒、李白酒造の蔵元による日記    李白のあれこれや、日本酒のあれこれを紹介します                                                                                                                                                                                                                                                                           
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「 にぃちゃん、さむいよぅ・・・。」

「 がまんせんと。いい酒を造るためにはこの寒さも必要だけんな。」

「 …。うん、がんばるよ。 がんばっておいしいお酒を造らんとね。」

 そうだが。 この作業が終わったら一度火にあたってくるだわ。」

 うん。 ありがとう。 にぃちゃん。」



・・・。

いや、ちょっと書いてみただけです。

朝から雪です。
上の写真は李白の蔵の3階から撮ったものです。
山の上の松江城が見えますか 堂々とした佇まいですが、なんとなく今日はお城も寒そうです。

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前酒造期では1月1日が初の積雪でした。
(って、2008年1月1日の記事に書いてある)

風邪ひかんやにせないけませんな。


「 にぃちゃん、昼間っから燗酒がのみたいよぅ。 」

「 それはマジでがまんせや  」



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年末、来月の試飲販売情報をHPにupしました。

全部で8つです。
 

必見です


こちらの「イベント情報」をご覧下さい→ http://www.rihaku.co.jp/
 

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久々の酒蔵クイズです。
何気に人気コーナーです。    ・・・まだ二回しかやっちょらんけど。



今回のテーマは
  酒母タンクにかかる棒の役目は何なのか 

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「 酒母 」 については過去の記事をご覧下さい。
  →  http://rihakusyuzoh.blog.shinobi.jp/Entry/98/


本日 酛(もと。酒母と同じ意味)仕込みをしました。

← この真ん中の筒は以前に紹介しました 汲みかけ機 の筒ですが、
     汲みかけ機 → http://rihakusyuzoh.blog.shinobi.jp/Entry/100/

その真ん中にかけられた棒は一体何に使うのでしょうか?



 ヒント  

・上の写真は、仕込んだ直後です。
・米、麹、水がまだ馴染んでおりません。
・時間が経ったお茶漬けを想像してみてください。
・棒はタンクいっぱいの大きさなので、がっちりはまっています。

なんのためにはめちょぅのかな~、この棒。
なんだらか
なんだらか



 正解は・・・

タンクの真ん中の筒が持ち上がるのを防ぐため。    でした

ちょっと難しかったですかね。
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←仕込んで一時間後の様子です。
  (クリックして拡大していただければ良く分かります)


蒸米が水を含んで、膨れています。

しばらく放置したお茶漬けの様。
    ・・・放置したこと無い? ・・・ですよね ( ̄へ ̄;)



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f35219c1.JPG近くで見てみましょう。→

左が直後、
右が一時間後。

右の写真の棒が少し浮いちょぅのは
私が写真写すときに
肘で小突いてしまったけん


米と共に筒が持ち上がることがあるので、それを防止するために 押さえ棒 としての役割を果たします。

IMG_0366.JPG

← 表面はこんな。

・・・タダの 「飯」 といった感じ。

これが本当に酒になるんだけんすごいなぁ。(゜д゜ )

こうなると表面に雑菌が繁殖してしまうため、
防止するために 「 汲みかけ機 」 をセットします。
IMG_0378.JPG
 


出動待ちの汲みかけ機(オゾン水で洗浄中)→

これからどんどん様子が変わっていきます。
少しの間追ってみましょうね。


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今造りの麹室(こうじむろ。以下「室:むろ」)、去年までと違うんです

 何?なんか新しい道具でも入れたかね」 と、思われた方、甘いです
ほんに違いますが、今までと。全然。


実はこの夏、蔵で工事をしとりまして、室をガラッと変えたんです。

今までの木造の室が老朽化しとりまして、「もうそろそろヤバイ・・・( ̄  ̄;)」という気配が
去年の段階でかなりしておりましたので、
とうとう今年改装いたしました(゜▽゜)/

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← 以前の室の入口。
(去年の記事で使った写真を使用。)
IMG_0351.JPG

こんなに広んなぁました →

まっしろしろの引き戸です。
前室(冷気進入を防いだり、上着を脱ぎ着するためにある、室に入る前の小さな部屋) もとても広い




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← そして、室内。
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以前よりえらい広い→

以前はもう一つ小さな部屋がありましたが、それと合わせた大きさよりも広いです。
(゜0゜)


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← 反対サイドから撮影。

やっぱり広い。 (*´`*)
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今までむき出しだった電熱線も
今はしっかり囲われとります。

それよりなにより、
えらい明るい室内になりました!!




以前のようなのぬくもりみたいなやなものはありませんが、かなり掃除もみやすくなりました。
今の床では、髪の毛一本でも落ちとったらかなり目立ち、ちり一つ許されんやなことになりました。
それから、バリアフリーなので、私にもやさしい

すっかり以前の面影もなくなってしまいましたが、

失ったもの : 昔ながらの趣。

得たもの : 良い麹を造りやすい環境。

変わらないもの : 造っている人たち。

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なんでこんな重大なこと隠しとったかって
隠しとったわけではありません。 もったいぶっちょっただけです(笑) ( ̄‥ ̄)

新しい室で、気持ちも引き締め、更に美味しいお酒を今年も造っております。



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寒くなりました。
昨日なんか雪降ったりして (゜д゜;)
地面もうっすら白くなりました。

酒造りにとっては最高のコンディションです

でも人間にとっては寒くて寒くて・・・ {{{(>_<)}}}
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お店にこられるお客様もとても寒そう。

・・・ですので、毎年の如く試飲コーナー電気ストーブを置こうと思ったのですが、
ふと思いついて、社長宅の母屋の蔵にごそごそと入ったわけです。

そこで出してきたのが
1bcb3537.jpg

← これ。

火鉢です。
小さなものですので、とても試飲コーナー全体を暖められるようなものではありませんが、
みな様に気分だけでも暖かくなっていただければと、出してきました。


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ちなみに、火鉢をのせているものはまなです
蔵の中で眠っていたので、「ちょうど良いや」と思い、台にしました (^曲^)
しかし立派なまな板だこと・・・。

試飲コーナーに入ると、炭のにおいがします。
冬のにおいですね。
結構すきかも


この冬はこの火鉢で暖かさを演出です



 

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先日、日本酒Bar  じう さんへ行ってきました。

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じうさんへ行く前に、島根の日本酒を揃えているこだわりのお店、「朔屋」 さんへ行ってきたのです。

実はその朔屋さん、じうさんの親玉的お店で、
我々はほろ酔いでじうさんへ向かったのでした。

じうさんは 「 チョイ飲み 」 にも 「 二件目 」にも ぴったりなお店

おいしいお酒とちょっとしたおつまみがお手軽に楽しめます。
本当にお手軽に

しかし、お手軽だからといって侮ってはいけません

お店は写真のようにかなり狭いですが・・・。 いやいや、
0abe1f6d.JPG
  雰囲気、オシャレ度は充分

 お酒に妥協はありません

そして、見えます カウンターに半分埋め込まれた燗銅壺(湯銭式の卓上酒燗器です)。
 三台の燗銅壺があり、それぞれに温度が違い、そのお酒にあった温度で飲ませてもらえるんです
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女性を口説くのにも充分です。
・・・ただし、お店の方にも聞こえます(笑)


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いろりもありますので、冬はここでじっくり飲むのもいいかも

気軽にふらっと入って、
くいっと飲んでと帰れるようなそんなお店です。

でもたぶん長居します。
いい雰囲気だし、落ち着くし、お酒おいしいから(笑)


じう さんは・・・
松江市伊勢宮町516-2 ハイカラビル5F にあります。
詳しくはこちらを → http://www.geocities.jp/sakuya2004426/top.htm


 

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試飲販売中の Sさんより 画像をちょうだいしました。

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おぉ  秋っぽいディスプレイ

みなさん、この 「 李白フェア 」 の紙を目印に
酒売り場の一角を目指してください

 李白がこれだけズラーーっと並ぶ姿、ステキですよね




画像を見ていると、
「あ~、アレが並んでる。私ならアレとアレを試飲して・・・。今日の気分はアレだな~。アレ買って帰ろ。」
と、妄想してしまいます・・・。
病気かな


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先日(11月8日)に行われました 李白ほろ酔い寄席 の準備、前回に引き続き今回は料理編です。

今年のメニューは・・・

煮しめ (豆腐、フキ、椎茸、筍、人参、里芋、牛蒡、昆布)
むかご
ハム巻き
卵焼き
巻き寿司
おはぎ
(小豆あんこ、夏豆あんこ、きなこ)
津田蕪漬け
粕汁

津田蕪(伊原本店)、巻き寿司(ふくしま) 以外はすべて社員の手作りです。

朝8時半。
料理班が出勤。

朝から下準備にかかります。
料理班は補助を含め11人

材料の中のムカゴ牛蒡里芋はおやっつぁんの畑で採れたものです。
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粕汁と煮しめに使った
← 里芋と牛蒡 →

牛蒡は秋鹿牛蒡(あいかごぼう)といって、とっても大きなもの。
比較対象に里芋を置いてみました。
香りがとてもいいです。

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もちろん、粕汁の粕も李白のもの(笑)
おやっつぁんの気持ち入りまくりの粕汁なのでした。

・・・ついでに作ってもらえばよかった。
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そして、ムカゴは社員が山に入り採りにいったもの。
それから、おやっつぁんのもの。





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そんな気持ちのこもった材料ですので、
料理にも更に力が入ります。

手前の大きな鍋がムカゴ。
そして卵焼き班が3人で卵焼きを作っています。

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隣の部屋では、煮しめ、おはぎ等を作っています。
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← こちらはおはぎ班。

左から
あずき」「夏まめ」「きな子」の三人。
・・・じゃなくて、三種を作ります。

楽しそうでしょ


楽しいのは確かですが、しかし、140人前以上の料理を作るのです。
結構大変なんですよ

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完成した料理、ちゃんとした写真、バタバタしてて撮れませんでした

料理班にはプレッシャーになると思って内緒にしていましたが、
実は有名なプロの料理人の方もお客様の中にいらっしゃいまして、
その方からもお褒めの言葉をいただきました。

舌の記憶に残る味だ。」 ・・・と。
感動のお言葉。

cc187692.jpeg

 

そして会が終った後は片付けるために社員で残り物をガツガツたいらげ・・・・。
じゃなくて、ただの片付けシーンです(笑)
そういう写真に見えてしょうがない




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本日11月13日(木)より、19日(水)まで東急百貨店上大岡店で試飲販売を行わせていただきます。

是非この機会にお客様の舌でお確かめになってご購入ください。

・・・。
と、いいますか、遊びにきてくださ~~い


今回の試飲販売は東京での試飲販売を手伝っていただいてる
Sさんにお願いしております。
14~16日の間お願いしています。
Sさんの試飲販売は 「 手伝い 」 という粋を超えたプロですので、どうぞ、いろいろお話してみてください


 

 

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まだそこそこ熱い間にこの話題を挙げたいと思います。

先日(11月8日)行われた ろ酔い寄席の準備 についてです。

李白酒造社員にとっては大変なイベントですが、準備等含め、楽しみの一環でもあります。

今回は会場設営を見てみましょう。

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← まずは、こちらが会場になる蔵。

「新蔵」と呼んでいる蔵です。
(昔は新しかった・・・)

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新蔵の中はこんな感じ。

あ・・・。
良く見ると、蔵の奥のほうで誰か手振ってる・・・。
こんなことするのはアノ人しかいない・・・。




こんな商品のたくさんおいてある蔵ですので、まずは・・・。
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← 商品の運び出しから。

フォークリフトを使ってどんどん移動させていきます。

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そして片付いたら
STOMPごっこ。




SOTOMPを知らない方はこちらをご覧下さい ↓  一番分かり易い画が載ってます(笑)
http://www.stomp-japan.com/blog/?paged=2

一番奥のお酒の入ったケース(通函。ぴーばこ)は、高座になります。

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出入り口には人が出入するのにジャストサイズの木戸が設けられます。

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会場内では高座が作られ・・・。

ここの社員って
何の会社の社員だったっけ

と、時々疑問をもちながら、


高座の設営が終りました頃、
三遊亭鳳楽師匠鳳志さんが来られます。

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← できたてほやほやの高座でちょっと練習の鳳志さん。

ジャケット姿で高座の上におられる姿を見れるとは、ちょっと珍しいですよね。

970b2ae1.jpg


イスもびっちり並べて
準備万端です




この会場設営と同時進行で料理も作られます。
その様子はまた次回
 

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プロフィール
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りはく
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性別:
非公開
職業:
造り酒屋
自己紹介:
島根県松江市で125年間日本酒を造っております。
銘柄は「李白」。
このブログでは「李白」で起こったあれやこれや、いろいろ紹介していきます。

島根県松江市石橋町335
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