－李白蔵元日記

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島根県の地酒、李白酒造の蔵元による日記　　　李白のあれこれや、日本酒のあれこれを紹介します　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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2024/04/25 (Thu)

冷やおろし

９月です

とうとう９月に突入いたしました。
・・・とはいえ、朝晩以外はまだちょっと暑い …ですね

しかしながら　冷やおろし の時期です。

・・・。

「冷やおろし」って何

作業？行事？

「冷やおろし」というのはですね、
冬に出来上がったお酒を一度火入れ（低温殺菌）し、それを夏の間貯蔵して、気温の下がった秋に二度目の火入れ（通常貯蔵前と出荷前の二回火入れを行います）をせずに出すお酒の事をいうのです。

出来たお酒を夏の暑い日差しを避け、蔵内の涼しい環境に置き、保管。
↓
品質の劣化を気にせず出荷できる涼しい時期に出荷。

というわけです。
昔は今ほど流通の便も発達していませんし、暑い時期はとにかく劣化しやすかったんですね。

じゃぁ、今はもう「冷やおろし」なんて必要ないじゃないか・・・
と言われるかもしれませんが、
いやいや、
夏の間蔵の中で眠ったお酒は、味が乗り、なんとも「うま味(あじ)」なのです。

そして、名前を見てもなんとも素敵じゃありませんか

冷やおろし

名前自体に意味があり、季節感があり、趣があります。

「冷やおろし本日より発売」 ≒ 「ボジョレーヌーボー解禁」
くらいに私には思えますね

昔の酒通が待ち焦がれた酒です。

秋です
秋です
秋ですよ

みなさん、冷やおろしを飲んで、秋をかんじましょう。

李白ってどんな酒？　→　http://www.rihaku.co.jp/

2008/09/01 (Mon) 未選択 Trackback() Comment(2)

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無題

こんにちは。たびたび失礼します＾＾；

「冷おろし」と聞いて、真っ先に「大根おろしを乗せた冷やっこ」を想像しました(>_<)
おいしそうなお酒ですね・・・期間限定なのが、余計にそそります。
春までの寒い時期は、ずっと頂けるのでしょうか？
それとも、冬のお酒ができるまでの間なのでしょうか？

今度また機会を見つけて、飲んでみたいです！

あ、高田馬場の祭ばやしさんで、CARO頂いてきました＾＾
ほんとに綺麗な色で・・・苦労なさったんだろうなと改めて実感。
若干フルーティに感じられて、とても美味しかったです！
ちょっと前になりますが、また当社ブログで書かせていただきました＾＾
そして・・・実は私、もう一つプライベートのブログをやっていまして、そちらでも紹介させていただいてるので、私の周りで「ピンクのお酒」として覚えてくれた方も居ます！

また試飲会にもお邪魔しますので、楽しみにしてますー＾＾

matsu URL 2008/09/06(Sat)12:05:40 編集

matsu さま

matsuさま、メッセージありがとうございます。
返信が遅くなってしまい申し訳ありません。

ひやおろしは秋の季節酒で、新酒ができるころ１１月中旬ごろまでの期間限定です。今年のひやおろしは冷やっこもいいですが、湯豆腐も合いそうです