- 李白 蔵元日記 - 松江の大晦日は 忍者ブログ
島根県の地酒、李白酒造の蔵元による日記    李白のあれこれや、日本酒のあれこれを紹介します                                                                                                                                                                                                                                                                           
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本日7日、月曜です。
三箇日から昨日までお休みだった方も多いのでは
しかしどこも今日から通常通りの営業でしょう。
さぁ元気にがんばって楽しく働きましょーーーーーね


と言った先ですが、島根(松江)の大晦日、お正月を振り返ってみましょう。

今年の大晦日、松江は前日から雪でした。


大晦日といえば年越し蕎麦です。

島根の蕎麦は出雲そば1199678876.jpg

 みてください、この色 
 出雲そばってこんなに濃い色してるんです。
 「ひきぐるみ」という蕎麦のひき方をしているので、甘皮まで一緒にひいている。
 それでこのような色なんですね。
 香りも高くて、とてもおいしいんですよ

普通はいわゆる出雲そば独特の「割子スタイル」なのですが、家庭で食べる時はだいたい上の写真のような格好で出します。
茹でた蕎麦を冷やして、ザルに盛って出します。
それをお椀にちょっとずつ入れて、薬味やつゆをチョイチョイっとかけて食べます。

写真を見ての通りのスタイルなので、こちらの地域の子供は、ザル蕎麦を頼むと困惑します。

取り分けるお椀もないし、つゆは湯呑みたいなのに入ってるし・・・。
考えた挙句、薬味をザルの上にかけ、湯呑のような器に入ったつゆをザルに思いっきりかけ、つゆがザルを抜けてドベーーーっとテーブルに・・・。 

よく見かける光景ですし、私も子供の頃やりました。

大概の子供は泣きます。


年越しもこのスタイルか、もしくは釜揚かのどちらかの家が断然多いわけですが、やはり出雲そばは冷やして食べるのが一番です ( 個人的には )


ちなみに写真は私の伯父(社長の奥さんの兄)がうった蕎麦、造ったつゆです。
激ウマです
(伯父は蕎麦屋ではありません。飽くまで趣味の蕎麦うちなのですが、蕎麦屋顔負けなのです。)

最高のそばで年を越すことができました。
雪の降る中、除夜の鐘があちらこちらで響き、年が明けました。

だんだん、だんだん。


さぁ。次回は正月のはなしでもしましょうか。



                                     by  李白 路子








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島根県松江市で125年間日本酒を造っております。
銘柄は「李白」。
このブログでは「李白」で起こったあれやこれや、いろいろ紹介していきます。

島根県松江市石橋町335
(0852-26-5555)
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