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「まつえ暖談食フェスタ」、知っとられますか
椿咲く古都の冬まつり
←(クリックで暖談フェアのHPにとべます)
松江の食のフェスタです。
開催期間は 2月1日(金)~2月29日(金)
「 暖談グルメ祭 」
(8日(金)、ホテル一畑にて 第一部 : 松江のお菓子文化のお話と実演、 第二部 : 宍道湖、日本海、野山の幸のバイキング昼食会 )
「 暖談ごちそう市場 」
( 3日(日) JR松江駅前で 10日(日) 京店商店街・南殿町商店街・カラコロ工房で 17日(日)天神町商店街・タテ町商店街で 老舗料理店の創作鍋や松江、出雲地方の食材等の屋台など )
「 暖談フェア 」
( 1日(金)~29日(金) 協賛旅館、ホテル、料理店で 「松葉ガニと島根和牛」をテーマにした会席やコースの特別メニュー )
「 暖談晩餐会 」
( 毎週 金・土・日・他 協賛店舗にてそれぞれ工夫を凝らしたイベント )
この4種類のイベントで構成されちょーます。
それぞれ事前にチケットを買われて参加されぇこともできます。
李白はこの 「 食フェスタチケット 」協賛店 ですので、当社店頭でお買い求めになれます。
さらに、ごちそう市の日(3日、10日、17日)、ごちそう市出店するお店以外にも、協賛店で 「 食フェスタチケット 」 がご利用になれます。
このチケット、見逃がさんやにしてください
お得 ですけん
1000円で1100円分のチケットが買えますけん。
案外で協賛店も多いです。
つまり、このチケットで3日間のうちに買い物に行けば、一割引で買えぇってぇことです。
( 暖談フェアなら1日~29日の間 )
もちろん、ごちそう市場や、その他のフェスタにも参加してみてくださいませ。
松江のごっつぉぅや、文化に改めて触れてみぃのもなかなかいいものではないでしょうか。
チケットの販売は1月25日までですので、ご購入はお早めに。
先日の続きです。
先日紹介したのは 「袋吊り」 でしたね。
本日は 「槽しぼり」 についてお話します。
丹精込めて造った大吟もろみのほんの一部を 「袋吊り」 という方法で上槽(搾り)します。
じゃあ 袋しぼりしなかったもろみは それは 「槽(ふね)」 でしぼるのです。
↓ これは通常使用する圧搾機
↓これは袋吊り
↓ これが槽搾り
槽搾りは、最近やっている蔵は割りと多いようですが、実はこれは昔ながらの方法。
布の袋にもろみを入れて、槽の中に並べて重ねていきます。
最後に、写真の槽の上の板が降りてきて圧搾します。
← まず袋にもろみを入れます。
← それを槽に並べて重ねていきます。
よく見てください。
この袋、口をふさいでないんです ↓
紐で縛ったりせず、
口を折るだけで重ねていくんです。
側から見てると、
こぼれるじゃん
と 思うんですけど、
これがうまくこぼれずにかさなるんですねぇ。
槽の中にこのもろみの入った袋を入れる光景もおもしろいもので・・・
槽の深さって、結構あるんですよ。
なので一番はじめに袋を入れる時は かなり下まで頭をつっこんで 敷き詰めるわけです。
これまた 側から見てると 頭から落ちるんじゃないかと思って
でもこれまた うまく起き上がってくるんですね。
もし落ちたら案外ウォーターベッドみたいで気持ちいいかもしれませんけど
寝てる間中お酒飲んでる夢を見て、起きたら本当に酔っていて・・・
午後から二日酔い状態で・・・
全然良くないや
そして酒はすこしずつ出てきます。
とれたお酒がちょっと濁っているのは、滓(おり。袋の布の織目を抜けて出てきたもろみの極細かい固形分)のせいです。
← ざるの足が一本壊れてて、上から紐でつっているのはご愛嬌
笑ってみてやってください(笑)
久々に造りのお話です。
今日は大吟醸を搾りました。
袋搾りという名の方法で上槽(搾る作業)しました。
通常の上槽方法は、布の袋にもろみを入れて、ゆっくり加圧することにより 液体(清酒)は布の目を通って布袋の外へ 固体(酒粕)は布の目を通らずに袋の中に残る という仕組みで清酒を得ます。
通常の上槽についてはコチラを
http://rihakusyuzoh.blog.shinobi.jp/Entry/29/
ですが今回行った「袋搾り」。
これは、無加圧で、重力によって落ちてきたものだけを集める方法です。
袋搾りは別名「袋吊り」「袋取り」「首吊り」などといいます。
朝、「今日は首吊りですかいね」 と聞きますと、
「あげあげ。 首吊りですが。 だいたい昼頃しますけんね。」 とのことでしたので、昼まで待機。
楽しみにしていたのですが・・・。
昼、ちょっとの間配達に行っている間に首吊り終了
帰ってきたときには後の祭でした
レポートしようとしてたのに・・・ごめんなさい
まだ今期機会があるのでその時に・・・。
さて、ということで、前置きが長くなりましたが、順番は入れ替わってしまいますが、搾ったあとの
斗瓶取りのレポートをしましょう。
まず・・・
これが後の祭の写真です・・・。(涙)
壷代(つぼだい)と呼ばれる小さなタンクに棒が渡してあり、そこにもろみの入った袋が吊るされています。
ぽたぽたと落ちて得た酒を斗瓶に取ります。
「斗瓶」とは、一斗(一升瓶10本分入る)どでかい瓶です。
これにお酒を入れて囲っておいた(保存しておいた)酒が、
かの有名な 斗瓶囲い になるわけです
(斗瓶囲いとはよくある名前ですが、実は李白が商標登録してるんです)
さぁ、斗瓶にとりましょう。
斗瓶に酒をとるおやっつぁん(杜氏)と、漏斗を準備する五代目の図 →
無意味にはりきる五代目。
今までに見たことのない真剣な目つきです。 →
← こんな感じで取っていきます。
いい香りが漂ってきます。
斗瓶に取る時に、コップにちょっとだけとっておきます。
これはどうするのかというと・・・。
酒の神様、松尾様に感謝を込めてお供えします。
やっぱりここはおやっつぁんの役ですねぇ。 →
斗瓶で寝かせた後、どんなお酒になるでしょうか。
いいお酒になりますよ~に
さて、この袋搾りですが、あまりたくさんの量はできません。
自然に垂れるものですから、なかなか大量にというわけにはいかないんですね。
しかし、このお酒と同じもろみがまだまだ残っています。
これを次は槽(ふね)で搾ります。
ふねってなんだや? ってなことは、また後日紹介しましょう。
今日ちゃんと取材してきましたから
できあがったばかりの麹、触ったことあります
かなりしっとりしてるんです。
湯気がでているわけでもないですが、水滴がついているわけでもないですが、「麹が汗かいてる」といった感じです。
温度はだいたいお風呂くらい。
ぬる~いお風呂ではなくて、じんわり汗かくくらいの温度です
いつもこれを触ってて思うのですが、
麹風呂なんていかがでしょうか?
これだけ大量の麹があるのですから、当然体一つくらい簡単に埋まります。
麹を造る台を床(とこ)というのですが、ここに寝っころがって、
わさわさ麹をかけていきます。
酵素風呂というのがありますから、きっと体にいいはず
肌触りだって、気持ち良いし。
女優の小雪さんが出てる某化粧品のCMで「杜氏の手におこった奇跡」といって麹を触ってる動画出してるし。
李白エステ部。
とりあえず蔵のおじさま方で効果をみようかと思います。
社長に怒られるかもしれないので、この話は社長には内緒で・・・。
今朝は1月らしい寒さでした。
車の窓も霜。
地面も霜。
水溜りも薄い氷。
普通のはずなんですけどね。1月なら。
でも今年はそんな日があまりないんです。
さて、話はかわりまして、
今週出た山陰経済ウィークリー。
これに弊社の記事が掲載されました。
←表紙ではここんところに 「旬の食材楽しむイベント」と書かれています。
そう、先日の「旬どきうまいもの自慢会」の記事なんです。
うちの五代目のお気に入りパーカーがうまい具合に写ってます(笑)
手に入る方はぜひ見てくださいね
次のイベントは春分の日です。
どこでイベントしようかな~
どんなお酒出そうかな~
どんな料理にしてもらおうかな~
考えてる自分が一番楽しいです みなさまもお楽しみに
事が決まりましたらすぐに御案内いたします。
たぶん前回みたいにすぐ満席になるでしょうから、案内がでましたら参加希望の方はお早めに。
松江の東本町にある「魚伝(うおでん)」さんに行ってきました。
魚伝さんは魚料理とおでんのお店です。
店内は
←こんな感じ
カウンターの他に4人がけのテーブル席が3席(かなりうろ覚えですが・・・)あります。
奥には6~7人くらい入れる座敷が一部屋。
その座敷からは京橋川が見えましたよ
(上がってみたわけではないですけど、2階も座敷席なのでしょうか?)
メニューは
日本酒に合いそうなものばかり。 テンション上がりますね~!!
私たちはが頼んだのは、白子ポン酢や岩のり卵焼き、サラダ、おでん盛等、あとはお酒
岩のり卵焼きというものは、初めて食べました。
要は先日軽く紹介した「十六島海苔」をたっぷり巻いた卵焼き。
ふわふわ卵焼きを口にすると、海苔の香りがふわ~~
「 なんとぉ、か、まいがね 」
( 訳: なんと→感嘆。 か→これは。 まいがね→おいしいじゃないか。 )
といって、あっという間になくなりました。
おでんもどれもとてもおいしかった
ただ、一つ残念だったのが、下調べ不足。
今ネットで魚伝さんの口コミなんかを見ていたら、おでんの「ねぎぶくろ」と「ごぼ天」は食べるべきだったみたい
おでん盛には入ってなかったんです。
でもまた行けばいいのです
お酒は、お店に入ってすぐのショーケースの中にで~~んとコレが。→
(李白 月・旧上撰)燗酒いただきました。
あと、うちのオロチだとか、本生だとかありましたが、今回はお勉強のためにも、よそのお燗酒をいただきました。
李白のお隣さんの豊の秋さん。
ちょっと熱めの燗でしたが、なかなかおいしい
熱めより、常温に近づいた方が私は好きでした。
( 生意気言ってすみません )
って、よその宣伝しちょーーがねっ
と、・・・とにかくですね、とてもいいお店で、一人でもふらっといけちゃいそうなお店です。
(25歳女子の私にはまだちと早い)
きっと店の雰囲気もそうかもしれませんが、お店のお兄さん方の雰囲気といいますか、やわらかい空気がそう思わせた様な気がします。
魚伝さん情報はこちら ↓
http://www.rcgroup.co.jp/base%20uoden.html
by 李白 みちこ
昨日はお休みをもらい、天気が良かったので宍道湖の周りをぐるっと一周旅してきました
まず最初によったのが酒造りの神様を祀った松尾神社です
えっ松尾神社松尾大社の間違いでしょ。
それに松尾大社は島根じゃなくて京都でしょ
と思った方、ある意味正解です
酒造りの神様「松尾様」の名を冠する神社は京都の松尾大社と島根県の「松尾神社」(佐香神社)があるのです。
松尾神社(佐香神社)は年間1石のお酒を造る事ができる特別な酒造免許があり、毎年10月13日からの3日間どぶろく祭りが行われます
佐香神社の佐香(さか)とは酒の古名で、佐香は日本酒発祥の地と言われています
松尾神社をお参りしたあと平田にある温泉施設「ゆらり」で温泉に入ってきました
さすがに温泉の中まで写真は撮れませんでしたが、ここの施設には内風呂と露天風呂のほかにサウナが2種類あって平日に行けばすいていることが多いので私のお気に入りの一軒です
さて、しっかりあったまった後は夕日の時間に間に合うように急いで夕日撮影ポイント「とるぱ」へ、う~んいい写真がとれた・・・実は雲が多くていい写真が撮れませんでしたこの写真は以前に撮影したものです
充実した休日でした松江サイコー
by李白裕一郎(五代目)
お正月の話を書こうと思っていた私が体調を崩してしまい、今日まで書けずにおりました。
遅くなりましたが、松江の正月を紹介したいと思います。
今年の正月はといいますと、
雪でした 朝カーテンを開けますと、この景色。
今期初の積雪です。 なんとも正月らしい景色となりました。
正月といえばやはり、おせちと雑煮。
今年李白酒造社長宅は、「旬どきうまいもの自慢会」でもお世話になった、あじ彩さんの御節を頼みました。
正月に必ず食べるものは
数の子、 黒豆、 田作り、 の三種。 もちろん御屠蘇も。
御節にもいろいろ地域性というものがあるのでしょうか。
もちろんあるのでしょうが、私は松江の御節しか食べたことがないので、ココで食べている御節のどのあたりに地域性が出ているのか、よくわかりません
知ってらっしゃる方がいらっしゃいましたら、ぜひコメント下さい。
お酒はやはり正月なので 大吟醸 で乾杯
お雑煮はといいますと、画像の通り。
すまし汁の中に、具が入ってます。見たとおりですね(笑)
餅は丸餅、具は家庭によって様々なようですが、共通することとして、十六島海苔(うっぷるいのり)が入っているようです。
この海苔、島根県の十六島(うっぷるい)で採れた海苔なのですが、かなり香りが高くておいしいんです
今年はケチったのか、乾燥した海苔で「十六島海苔品質」と書いてありましたが、生の十六島海苔にかなり及ばず・・・
私は食べたことがないのですが、こちらの地域では、小豆雑煮というのもあります。
小豆を甘くなく煮た汁のなかに、丸餅が入っているという・・・。
来年は小豆雑煮を食べている家に潜入して、取材してきたいとおもいます。
小豆雑煮に関しても長いうんちくがあります。 それはまた別の機会に
お正月の三箇日、たっぷり雪が降って、明けました。
by 李白 みちこ
銘柄は「李白」。
このブログでは「李白」で起こったあれやこれや、いろいろ紹介していきます。
島根県松江市石橋町335
(0852-26-5555)
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