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先日の続きです。
先日紹介したのは 「袋吊り」 でしたね。
本日は 「槽しぼり」 についてお話します。
丹精込めて造った大吟もろみのほんの一部を 「袋吊り」 という方法で上槽(搾り)します。
じゃあ 袋しぼりしなかったもろみは それは 「槽(ふね)」 でしぼるのです。
↓ これは通常使用する圧搾機
↓これは袋吊り
↓ これが槽搾り
槽搾りは、最近やっている蔵は割りと多いようですが、実はこれは昔ながらの方法。
布の袋にもろみを入れて、槽の中に並べて重ねていきます。
最後に、写真の槽の上の板が降りてきて圧搾します。
← まず袋にもろみを入れます。
← それを槽に並べて重ねていきます。
よく見てください。
この袋、口をふさいでないんです ↓
紐で縛ったりせず、
口を折るだけで重ねていくんです。
側から見てると、
こぼれるじゃん
と 思うんですけど、
これがうまくこぼれずにかさなるんですねぇ。
槽の中にこのもろみの入った袋を入れる光景もおもしろいもので・・・
槽の深さって、結構あるんですよ。
なので一番はじめに袋を入れる時は かなり下まで頭をつっこんで 敷き詰めるわけです。
これまた 側から見てると 頭から落ちるんじゃないかと思って
でもこれまた うまく起き上がってくるんですね。
もし落ちたら案外ウォーターベッドみたいで気持ちいいかもしれませんけど
寝てる間中お酒飲んでる夢を見て、起きたら本当に酔っていて・・・
午後から二日酔い状態で・・・
全然良くないや
そして酒はすこしずつ出てきます。
とれたお酒がちょっと濁っているのは、滓(おり。袋の布の織目を抜けて出てきたもろみの極細かい固形分)のせいです。
← ざるの足が一本壊れてて、上から紐でつっているのはご愛嬌
笑ってみてやってください(笑)
銘柄は「李白」。
このブログでは「李白」で起こったあれやこれや、いろいろ紹介していきます。
島根県松江市石橋町335
(0852-26-5555)
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