島根県の地酒、李白酒造の蔵元による日記 李白のあれこれや、日本酒のあれこれを紹介します
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昨日の記事に出てきた酒たち。
今度は出荷です。
2台きました
(しかも一台引越し用・笑)
なんだかわくわく
リフトでどんどん積み込みます。
リフト ドライバーは 蔵の T ・T氏。
リフトを手足のように動かします。
ぶい~ん と。
そして いつの間にか現れた5代目。
単に写真に写りたかっただけなのか、わざとらしい位置で見守っております。
正直 邪魔です。
さて、アメリカもいいけれど、とっても地元っ子な我々は、
今週木曜に 李白酒造主催で行う 旬どきうまいもの自慢会に向けて、只今ちゃくちゃくと
準備をすすめております。
ん~。楽しみですね
今日もこれから打ち合わせにいってまいります
李白ってどんな酒? → http://www.rihaku.co.jp/
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アメリカ注文はこれまでもちょくちょくあったのですが・・・
日本食、たくさん食べられているんでしょうなぁ。
いいことですなぁ
いつもは出荷場で荷造りするのですが、
ちょっといつもより量が多かったので、
今回は出荷場ではなく、精米所を貸切で作業しました。
瓶詰めが終ると酒が持ち込まれ、
一気にダンボールに詰めます。
一本一本チェックをしながら詰めていくので、非常につかれます
こういう日は
一人・・・二人 と仕事の都合をつけて少しずつ人が集まってきます。
← 最終的にはこんな人数で・・・。
ちなみに、真ん中でベスト姿でダンボールに詰めているのは、
うちのラベル等のデザインをしてくれている Shigesumi さん。
通りがかりに 見かねて手伝ってくれました。
重栖さん LOVE
ということで、楽しい楽しいダンボール詰めでした
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先日11日、松江と安来の 新酒発表会がありました
各蔵がブースを出し、それぞれお酒を試飲に出します。
真ん中には
ズラッと
審査に出されたお酒が並びました。
(瓶がキレイ・・・)
うちのブースです
ムーディ平井(本人希望のニックネーム) と
デザイナーの重梄さんです。
たくさんの方が来られましたが、みなさんほろ酔い加減で楽しそうでした
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以前、袋吊りのレポートをしようとして、失敗しました。
前回の記事 http://rihakusyuzoh.blog.shinobi.jp/Entry/74/
とうとう、2度目のチャンスが昨日、訪れたのです!
さて、前書きは・・・ 前回の記事の前書きをよんでもらうとして・・・
早速スタートです
竹を渡した 壺代(つぼだい)の周りにスタンバイ。
← なんかとっても楽しそう
ちょっとジェラシー・・・
まずは、長方形の袋に もろみを入れます。
ポンプを使ってホースで入れる →
もしくは 手で入れます ↓
もろみを入れた二つの袋の口を一緒に縛ります。
そして、 壺代に橋渡しされた 竹に左右に分けてぶらさげておきます。
この つるし方は李白流。
決まってこういう つるし方をしているわけではなく、
それぞれ蔵によって つるし方は 様々なんです。
どんどん作って、どんどん吊るします。
はじめに 吊るした袋と 後に吊るした袋 には、
吊るされる時間に差が出ます。
その差がなるべく出ないように 手早く、
次から次へと 吊るしていきます。
すると、袋の目を通って、液体は袋の外に出てきます。
もろみとは うって変わって 透き通っていて きれい
そうして
← タンクに少しずつ溜まっていきます。
(クリックで拡大するとよく見えます)
これぞ
入魂の一滴
こうしてお酒を搾っていくわけですが、
みなこの作業には そうとう神経を使うわけです。
実際 一枚目の写真は 和気藹々 といった感じですが、 作業がはじまると、
空気がピンと 張り詰めたようになります。
写真 写してる方は 邪魔にならないように 必死
そして、袋にもろみを入れて吊るす作業の他にも 重要な係りがあるのです。
ポンプのスイッチ係 と もろみの入ったタンクをかき混ぜる係。
簡単そうで、これもかなり重要な係なんですよ。
ポンプで送るもろみの量に対して袋は小さめ。
ちょっと離れた所で 袋に入れている人の合図を聞いて スイッチを押すのですが、
ポンプの ガッチャンガッチャン いう音で、合図の人の声がかき消されてしまうんです。
耳をよく澄ませ、合図に俊敏に反応しなくてはいけません。
← 写真のO氏、のん気な顔してますけど、プロですから
そして奥で 一心不乱にタンクをかき混ぜているのが T氏。
もろみは米などの重いものは下に沈殿するので、 それを均等にするために 搾りが 行われている間中ずーーーっと かき混ぜています。
きついんですよ~
というわけで、 こうして 入魂の一滴が 搾られるわけです
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2月29日 ~ 3月4日、
香港の セントラル タイムズスクェア 内 City super で蔵元による大試飲即売会がありました。
私が出張に行ってまいりましたが、 初の海外出張。
恥ずかしながら かなりの緊張。 挙動不審の毎日でした。
香港空港からホテル、ホテルから Times square へ移動。
Times square って中国語で 「 時代廣場 」 と書くんですね。
向こうにいると、英語に慣れない私としては 看板の英字見てるより、
漢字見てる方が案外分かりやすかったりします (笑)
← 香港っぽい道ですね。
八百屋だとか、魚屋だとか、肉屋だとか。
That's 香港
といっても、それを楽しんでいる間もなく、Times square (以下TS)へ。
TSの地下が city super です。
入口すぐが 吹き抜けになっており、地下のホールが見えます。
いきなり日本っぽいです。 →
すごく見慣れた光景。
20蔵のブースが並んでおり、
(参加する日にちは各蔵元それぞれですが、)蔵元がブース横に立ち、試飲販売をしました。
常にお客様は多かったですが、日曜は特に大盛況。
片言の英語で説明し、お客様にお酒を注ぐ。 ( 熱だけは伝わったでしょうかね )
トイレぐらい行かせてください・・・ というくらいひっきりなしに来られました。
反応はなかなか上々
にごりがけっこう好まれ、高いお酒も驚くほど皆さん迷いなく買って行かれました。
香港では 「李白」 という名前はかなり インパクトあるみたいです。
「李白」 を香港風に発音すると (カタカナで書くなら) 「 レィポォ 」 といった感じ。
ずっと 「 リポー 」 だと思い込んでいた私は、「リポー」だか「レィポォ」だか、どっちが本当か良く分からなくなり、何回も間違えてました
こんな自分にガックリ _| ̄|○
1日目の夜は、金鐘にあるJWマリオットホテルで
Fine Sake Dinner ~蔵元とお酒を楽しむ会~
に参加しました。
約80名の参加者のみなさんと一緒に、
お酒の説明をしたりしながら酒と料理とを合わせていただきました。
各蔵元のオリジナルグラス→
梵 さんの盃、目立ってますね~
←ホテルレストランの入口。
李白の菰樽がありました。
・・・けど、
なんかカバーかぶってるし・・・
上に乗った小さい 真澄さんの菰樽の方が目立ってるし
梵 さんの二升五合の瓶もかなりのインパクトだし
それでも飾っていただけるだけでもとても嬉しいので、笑顔で記念撮影
他の夜にも和食レストランに行きました。
Central の 「SUSHI KUU」 (写真左)や、Momgkok の 「TOKORO」 (写真右)、
TSの13Fにある 「 WasabiSabi 」 (写真ナシ)といった店へ。
どこの和食レストランも本当にオシャレ
日本酒の瓶なんかも、すごくかっこよくディスプレイしてあり、
日本酒の出し方も ワインみたいな出し方だったり、ちょっと斬新
・・・なのに、 ・・・なのに、
私ってば、全然 オシャレでかっこいいところの写真撮ってないし
店構えも、TSの正面入口の写真さえも撮ってない
ばかじゃないの・・・あたし _| ̄|○
といったとこで、 香港にいったのにほとんど毎食(すっごくおいしい)和食を食べ、日本酒をいただき、
・・・。
しかしながら、本当に楽しく、勉強になる出張となりました
by 李白 みちこ
李白ってどんな酒? → http://www.rihaku.co.jp/
大変お待たせいたしました。
前回の続きです
前回 → http://rihakusyuzoh.blog.shinobi.jp/Entry/98/
前回は 酒母とはなんぞや という記事を書きましたが、
今回は酒母のできる経過をみてみましょう。
タンクの中に 水、麹、蒸米、乳酸、酵母 を入れます。
← これが仕込んで少ししてからの様子です。
画像が荒くてすみません
( クリックにて拡大できます )
米の粒がまだあり、まだ全然溶けておりません。
仕込んですぐの時は蒸米が水分を吸って、上に上がってきます。
前回お話したとおり、 「 酵母は他の雑菌の繁殖できない 酸が強い条件 の中でも生育できる 」 のですが、
水分を吸って 蒸米が上がってきた だけの表面には あまり酸がないので、雑菌が増殖しやすい環境になっています。
なので、右の写真のように、乳酸を含んだ水分をかけてやります →
シャワーみたいにかけます
この機械は、酒母の中の水分だけを集め、ポンプで自動的にシャワーのようにかけてくれる機械です。
仕組みは簡単ですがね
これを 「 汲みかけ 」 といいます。
蒸米が溶けてきてなじんだら汲みかけも終わり。
今度は 暖気入れ。
このタンクの中に突っ込んであるものが 樽 なのですが、
これにお湯を入れて暖めます
→見てください、写真。
表面がちょっともこっとしてきたでしょ。
だんだん発酵してガスが出てきて、盛り上がってきたんです
膨れ といいます。
・・・。
そのままですね (笑)
膨れがきて 泡が少しずつ出始めます。
じゅくじゅく じゅくじゅく
だんだん発酵が目に見えて面白くなってきます
これもそのまま 湧きつき といいます。
そして・・・
じゃーーーん → → → → →
とうとう見甲斐のある あわあわ になりました
やってますね~、酵母。
醸してますね~
そして 高泡の出るものは
先日書いたクイズの通り ttp://rihakusyuzoh.blog.shinobi.jp/Entry/84/
そして発酵が最高に旺盛になりましたら、あとはだんだん泡も落ち着いて
下がってきます。
ここで放っておくと、酵母は酒母の中の糖を食べて減らしているので お腹を空かせ、
さらに 自ら生産したアルコールに溺れ、 息絶えてしまいます。
なので、頃合を見て酒母全体を冷やしてやります。
せっかく増やした酵母を死なせてしまっては意味ありませんからね
タンクの中に筒状のものを入れて、そこに氷を入れて冷やすという
なんとも原始的な方法
酵母は寒くなって、 活動を停止します。
コレを 分け といいます。
ここまできたらもう酒母は完成
あとは出番を待つのみです。
これでおいしいお酒を仕込むのです
李白ってどんな酒? → http://www.rihaku.co.jp/
帰ってきました。
出る前ばたばたしてて 結局ブログ書けずにおりました・・・。
もうしわけございません
帰ってきて、蔵でもいろいろ変わったこともあり、もちろん香港のこともまた随時アップしていかなきゃいけませんね。
がんばってせっせと書きます
さて、とりあえず報告書を
出る前ばたばたしてて 結局ブログ書けずにおりました・・・。
もうしわけございません
帰ってきて、蔵でもいろいろ変わったこともあり、もちろん香港のこともまた随時アップしていかなきゃいけませんね。
がんばってせっせと書きます
さて、とりあえず報告書を
久々の更新となってしましました
今日は真面目に酒母について書きたいと思います。
酒母がもう今年終盤なんですね。
まず、 酒母とはなんぞや。
酒母といいますのは、仕込みをする前の酵母の培養と考えてください。
いきなり難しい話・・・。
いや、できるだけ簡単に書きましょう。
まず、我々の持っている酵母は、ほんの小指ほどの量です。 (分かり辛いですかね)
それに針金のようなもので ちょんちょん とつついてやって、針金の先に酵母を少し付けます。
そして、 ← このような 三角フラスコに 酵母の餌を入れまして、そこに針金の先をペチョっといれます。
(肉眼では酵母がちゃんと入ったのか全く確認できません)
それだけ。
それだけで後は酵母の気持ちいい温度に保ってやると、
増殖しはじめて、
チリも積もれば・・・・
肉眼で確認できるようになります→
(△フラスコの底に沈殿している白いものが酵母です。)
関連記事 → http://rihakusyuzoh.blog.shinobi.jp/Entry/92/
この酵母を使うのですが・・・
仕込みに使う タンクの大きさはこの大きさ。 デカイッ
このタンクいっぱいに 仕込み全量の 米、麹、水 を入れて、その中にさっきの写真の酵母を入れてやると・・・
タンク内の酵母の数が少なすぎて ( 酵母の密度が低すぎて ) 酵母が増殖する前に
いろんな雑菌が ワーッ と寄ってきて、もろみに住み付き、増殖し・・・
酵母は成す術なく・・・
仕込んだもろみは 腐・・・ ・・・。
いやーーー これ以上の 説明は勘弁してください。
かんがえただけでも 恐ろしくて
ですので、 腐・・・(←この言葉嫌いです。) ないように 仕込をするために、酵母を少しずつふやしてやるのです。
その第一段階が 「酒母」 であります。
小さいタンクに 米、麹、水 を入れ、 そこに先ほどの写真の酵母を添加してやります。
あの ドデカイ で大量の 米、麹、水 を入れてそこに酵母を添加するより、酵母の密度はグッと上がります。
清酒酵母っていうのはスゴイんですよ。
大概の菌は 高い酸の中に入れられると生きていられないのですが、 清酒酵母はちゃんと生きていられるのです
ですので、酒母には乳酸を入れ、他の雑菌が生育できないようにし、清酒酵母が安心して住めるようにしてあげるのです。
そうしてまず 酵母の量を増やしてやるのです。
これが酒母の役割。
要は、 「 酵母の拡大培養 」 なんですね~。
・・・。
酒母についての話が長くなりすぎました
造りの話って難しくって ・・・
実際の酒母の様子はまた明日書きましょう。
李白ってどんな酒? → http://www.rihaku.co.jp/
先日積もった雪もとけ、今日はちょっと暖か。
蔵の裏にコレがおりました。
今朝も庭でうぐいすの声を聞きました。
今期初。
ほけっ。 ほけきょけきょっ。
何ででしょうね。
時期のはじめに聞くうぐいすの声って、上手じゃない。
お手本は ほー。 ほけきょっ と美しく鳴くのです。
春も終わりに近づくとお手本どおりに鳴いていますけどね。
春の訪れを感じますなぁ。
でもまた明日からちょっと寒いみたいです
蔵の裏のふきのとうも、きっともう2~3日の間に姿を消すことでしょう。
だれかさんが採って食べると思う。
李白ってどんな酒?→http://www.rihaku.co.jp/
プロフィール
HN:
りはく
HP:
性別:
非公開
職業:
造り酒屋
自己紹介:
島根県松江市で125年間日本酒を造っております。
銘柄は「李白」。
このブログでは「李白」で起こったあれやこれや、いろいろ紹介していきます。
島根県松江市石橋町335
(0852-26-5555)
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