- 李白 蔵元日記 - 未選択 忍者ブログ
島根県の地酒、李白酒造の蔵元による日記    李白のあれこれや、日本酒のあれこれを紹介します                                                                                                                                                                                                                                                                           
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「 にぃちゃん、さむいよぅ・・・。」

「 がまんせんと。いい酒を造るためにはこの寒さも必要だけんな。」

「 …。うん、がんばるよ。 がんばっておいしいお酒を造らんとね。」

 そうだが。 この作業が終わったら一度火にあたってくるだわ。」

 うん。 ありがとう。 にぃちゃん。」



・・・。

いや、ちょっと書いてみただけです。

朝から雪です。
上の写真は李白の蔵の3階から撮ったものです。
山の上の松江城が見えますか 堂々とした佇まいですが、なんとなく今日はお城も寒そうです。

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前酒造期では1月1日が初の積雪でした。
(って、2008年1月1日の記事に書いてある)

風邪ひかんやにせないけませんな。


「 にぃちゃん、昼間っから燗酒がのみたいよぅ。 」

「 それはマジでがまんせや  」



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先日、日本酒Bar  じう さんへ行ってきました。

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じうさんへ行く前に、島根の日本酒を揃えているこだわりのお店、「朔屋」 さんへ行ってきたのです。

実はその朔屋さん、じうさんの親玉的お店で、
我々はほろ酔いでじうさんへ向かったのでした。

じうさんは 「 チョイ飲み 」 にも 「 二件目 」にも ぴったりなお店

おいしいお酒とちょっとしたおつまみがお手軽に楽しめます。
本当にお手軽に

しかし、お手軽だからといって侮ってはいけません

お店は写真のようにかなり狭いですが・・・。 いやいや、
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  雰囲気、オシャレ度は充分

 お酒に妥協はありません

そして、見えます カウンターに半分埋め込まれた燗銅壺(湯銭式の卓上酒燗器です)。
 三台の燗銅壺があり、それぞれに温度が違い、そのお酒にあった温度で飲ませてもらえるんです
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女性を口説くのにも充分です。
・・・ただし、お店の方にも聞こえます(笑)


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いろりもありますので、冬はここでじっくり飲むのもいいかも

気軽にふらっと入って、
くいっと飲んでと帰れるようなそんなお店です。

でもたぶん長居します。
いい雰囲気だし、落ち着くし、お酒おいしいから(笑)


じう さんは・・・
松江市伊勢宮町516-2 ハイカラビル5F にあります。
詳しくはこちらを → http://www.geocities.jp/sakuya2004426/top.htm


 

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まだそこそこ熱い間にこの話題を挙げたいと思います。

先日(11月8日)行われた ろ酔い寄席の準備 についてです。

李白酒造社員にとっては大変なイベントですが、準備等含め、楽しみの一環でもあります。

今回は会場設営を見てみましょう。

2c9e147c.JPG
← まずは、こちらが会場になる蔵。

「新蔵」と呼んでいる蔵です。
(昔は新しかった・・・)

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新蔵の中はこんな感じ。

あ・・・。
良く見ると、蔵の奥のほうで誰か手振ってる・・・。
こんなことするのはアノ人しかいない・・・。




こんな商品のたくさんおいてある蔵ですので、まずは・・・。
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← 商品の運び出しから。

フォークリフトを使ってどんどん移動させていきます。

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そして片付いたら
STOMPごっこ。




SOTOMPを知らない方はこちらをご覧下さい ↓  一番分かり易い画が載ってます(笑)
http://www.stomp-japan.com/blog/?paged=2

一番奥のお酒の入ったケース(通函。ぴーばこ)は、高座になります。

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出入り口には人が出入するのにジャストサイズの木戸が設けられます。

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会場内では高座が作られ・・・。

ここの社員って
何の会社の社員だったっけ

と、時々疑問をもちながら、


高座の設営が終りました頃、
三遊亭鳳楽師匠鳳志さんが来られます。

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← できたてほやほやの高座でちょっと練習の鳳志さん。

ジャケット姿で高座の上におられる姿を見れるとは、ちょっと珍しいですよね。

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イスもびっちり並べて
準備万端です




この会場設営と同時進行で料理も作られます。
その様子はまた次回
 

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さて、またしばらくぶりの更新となってしまいました。

先週水曜(24日)は、東京で太田商店さん(問屋さん)の展示会、
   木曜(25日)は、名古屋で秋田屋さん(問屋さん)の展示会、
   金曜(26日)は、続いて名古屋をちょろちょろ歩きまして、  本日に至るというわけでございます。

24日、25日と 「携帯電話から日記を更新」 とおもっていたのですが、
なんとまぁ、携帯電話の充電器を家に忘れ、
5日間の節電モードに入り、更新どころではなくなってしまっていました

そして五代目はといいますと、ほぼ同じ日程でカナダ出張・・・
五代目はちゃんと写真とってきたでしょうか・・・心配


明日から小出しに更新していきたいと思います



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製造部の高木と申します。

現在、朝一番の高速バスの中。

大阪に向かっています。



先日より、大阪梅田の阪神百貨店地下酒売り場で試飲販売がおこなわれていますが、本日午後~23日(火)まで、私が李白のお酒をご案内させていただきます。


私、見た目に似合わず乗り物に弱いのですが、今日は無事に到着できそうです。
「バスに酔う前に酒を飲んで寝てしまう」と言う回避方法は午後から仕事なので封印しました。




製造部ということで、普段はお客様と直接接する機会があまりありません。

年に2回ほど私に回ってくる試飲販売。直にお客様の感想を伺える数少ない機会です。

お客様に満足していただける商品をご案内できるよう頑張りたいと思います。



時間がありましたら、ぜひ阪神百貨店へお越しください。お待ちしております。






9月です

とうとう9月に突入いたしました。
・・・とはいえ、朝晩以外は まだちょっと暑い …ですね

しかしながら 冷やおろし の時期です。

・・・。

「冷やおろし」って何

作業行事


冷やおろし 」 というのはですね、
冬に出来上がったお酒を 一度火入れ(低温殺菌)し、それを夏の間貯蔵して、気温の下がった秋に二度目の火入れ(通常貯蔵前と出荷前の二回火入れを行います)をせずに出すお酒の事をいうのです。

出来たお酒を 夏の暑い日差しを避け、蔵内の涼しい環境に置き、保管。

品質の劣化を気にせず出荷できる涼しい時期に出荷。

というわけです。
昔は今ほど流通の便も発達していませんし、暑い時期はとにかく劣化しやすかったんですね。

じゃぁ、今はもう 「冷やおろし」 なんて必要ないじゃないか・・・
と言われるかもしれませんが、
いやいや、
夏の間蔵の中で眠ったお酒は、味が乗り、なんとも 「うま味(あじ)」 なのです。


そして、名前を見てもなんとも素敵じゃありませんか

 冷やおろし

名前自体に意味があり、季節感があり、趣があります。

「 冷やおろし本日より発売 」 ≒ 「 ボジョレーヌーボー解禁 」
くらいに私には思えますね

昔の酒通が待ち焦がれた酒です。

秋です
秋です
秋ですよ
 
みなさん、冷やおろしを飲んで、秋をかんじましょう。





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お盆休みが明けました

お盆が過ぎたら涼しくなる といいますが、 本当にその通りですね。
松江も まだ暑いとはいえ、お盆前に比べると 涼しくなりました

さて、このお盆休みも 李白試飲コーナーは開けていたわけですが、
「 観光蔵でもなく、隠れた場所にあるこの李白に、一体どれだけの方にお越しいただいたのか・・・ 」
と思い、日誌を開いてみました。

一番お客様が多かった日は 16日(土)
やはり 「 松江のお土産に 」 と買われていった方が多い様です。

「 松江のお土産にとこんな隠れた場所にある蔵にいらっしゃるとは、ナカナカ松江通、酒通 ですね。」
とか言ってみたいですね。
弊社HPの地図を見ても、実際の道になると なかなか分かり辛いもの。
… HPの「アクセス」も、少し変えなきゃな と思っているところです。

試飲コーナーは休日は弊社社員が日替わりで店番をしております。
その日の出来事、感想等を日誌に書くことになっているのですが、  
その中に李白酒造に来られるお客様について書いてあるところがございましたので、ひとつ紹介

 いつも思うのですが、李白酒造に来られるお客様は本当に良い方ばかりです。
お客様が重なっても、順番を譲ったり、辛抱強く待って下さいます。
(もちろんこちらも急いで用意してはいるのですが・・・)

P.N  めぐりん♪

たしかに、一人で店番をしていると、お客様が重なってしまったとき、
一組に接客していると他のお客様を待たせてしまって、いつも申し訳なく思うのですが、
皆様 笑顔で爽やかに帰って行かれます。
申し訳ない気持ちと同時に、お客様に対する感謝の気持ちでいっぱいになります。

今回も
先に来られていたお客様が後に来られたお客様に順番を譲ってくださったとのこと。


皆様、本当に ありがとうございます。
いろいろ至らない点が多々あるとは思いますが、
これからもぜひ、試飲コーナーに 遊びにいらして下さい。
 




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昨日の日記に引き続き、敗者復活戦の模様を。

大会二日目 敗者復活戦 からスタートします。
敗者復活戦も予選と同じく6杯レース
6杯中1着だったクルーが準決勝へ上がるというなんとも厳しいレースです。


予選落ちした李白チームは 「次こそは」 と意気込みますが、予選スタートダッシュでコケたため、ビビってスタートダッシュをやめる方向に切り替えたのでした。

スタート前
スタート付近は波が高く、結構荒れており、なんとなく不安が押し寄せてきます。

スタート地点。
このままでは気持ち的にヤバいと思い、皆で「落ち着いていこう」 と声を掛け合います。
美しきかな、李白一盃

GO!」 の合図でスタート。
他が「えいやっっ!!」っとスタートで勢いをつけたのに対し、ゆっくりゆっくりスタートする李白一盃
なんとなく、こんな自分たちがかわいく思えてくる。

少しずつ艇が動き出したらだんだんと強く漕いでいきます。
当然周りのクルーには完全においていかれ、またまた1艇ぽっち・・・
それでもマイペースに、慌てるとバタバタになるので落ち着いて、ゆっくり漕いでいきます。

しかしながら一本一本を丁寧に漕ぐ李白チームは 追い上げを見せ、半分あたりで2艇を捉え、残り3分の1でもう1艇
最後残り4分の1でもう1艇と並び、ほぼ同時にゴール

どちらが先かわからない状況で艇を下りるこのモヤモヤ
応援団に「どうだった?」とか、「追い上げたねー」とか、「お疲れ様ー」とか言われても、なんとなくどうしていいか・・・。
喜んでもいいものか、でも準決勝には上がれなかったし・・・。
2着か3着かもわからないし・・・。

結局結果は0.6秒差で3着
惜しかった
もう1メートルコースが長ければ 
スタートダッシュが上手くいってれば 
と、今さらどうしようもないことで悔いて悔いて・・・。
だって・・・敗者復活戦2着だったクルーには「残念賞」が贈られるんですもの

来年は絶対残念賞もらって帰るぞ
と、意気込む李白一盃でした。

弱気だ・・・。


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…といったタイトルをつけてみたが、
李白一盃 というか、いっぱいいっぱい だったわけで

松江市民レガッタは二日間わたって大会が行われます。

松江市民レガッタは 「 市民レガッタ 」 とう枠の大会の中では全国で最大級
今年も参加クルーはなんと300越え

ちなみに男子の部は 224クルー のエントリーがありました。

さて、李白チーム 「李白一盃」 ももちろん 男子の部 で漕ぎましたが、男女混合。

激槽しました

一日目 は予選。
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予選一着のクルーが 男子1部準決勝に上がります。
予選通過できなかったクルーは 敗者復活戦へ。

敗者復活戦で一着になったクルーは 男子2部準決勝へ上がります。





スタート地点に着けた 李白一盃。
6杯クルーが並ぶと、どうしても緊張してきます。 頭に血が上ってきます 

スタートの合図とともにスタートダッシュ 

一本 二本 三本

と、次の瞬間、腹切り(オールが水に深く潜り込んで抜けなくなること。にっちもさっちもいきません…。)一名
それに連鎖するように もう一人、 
さらにもう一人…。

完全に艇が止まりました
艇の先はゴールではなくあさっての方向 

あぁ・・・ なんたる無残な姿…。

とうとうラダーマン(舵を引いてくれる大会実行委員会の人)が 「合わせていきましょうね。はい、キャッチ、キャッチ」 と、
助け船を出してくれました。

そこからは李白一盃の力の見せ所。
完全に取り残された 李白一盃は、 ここから激槽を見せるのです。

リズムを合わせて全員で漕ぎます。
全く見えなかった他のクルーが見えてきました。
(進行方向と逆を向いているということは、 少しでも並んでいないと、全然視界に他のクルーが入ってこないんです。)
つまり、追いついてきたということ。

そして、最終的に二艇を捉え4着でのゴールでした。

大健闘です。
だって、スタートでいきなり艇を停めるという大失態を犯しておきながら、ここまでおいついただなんて・・・。

しかしながら がっくり肩を落とした 李白一盃 。
陸にあがって 応援団に 「ごめんね」 と。

チームの中の一人が ぽつり 「明日(敗者復活戦)、スタートダッシュやめません?」 と。
全員合意。

敗者復活戦はもっといい結果残そうと心に誓ったのでした。

敗者復活戦の様子は明日レポートするとしましょう。




ちなみに、写真は 松江の同業他社 「米田酒造(豊の秋)」さんがくださいました。
ありがとうございました


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今月更新あまりしていません。

ごめんなさい

夏ですからねぇ、造りのことも書けないし・・・。
と、言い訳をしてみたり。


さて、先日東京に行ってきたのですが・・・。
暑いですねぇ、東京。

なんだか松江とは違う暑さです。
松江は湿度が高く、 「 むぁ~~~ 」 っとした暑さといった感じ。
東京は とにかく 「 熱風が吹く 」 といった感じですね。

東京に住んでいた時はなんだかんだ自転車移動が多かったり、
都心に出ても混まない時間に合わせて乗ったり。

しかし、今となっては都心へ行くのは仕事が中心
イベントを終らせ、懇親会等へ出て帰ると ・・・
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交通機関はこの有様

乗りたくないのですが、乗らないと帰れないし、
早く帰りたいので、乗ります。
たぶん みんな そう。

東京の方にとっては当たり前のことかもしれませんが、
普段田舎生活の私にとっては、
地獄絵図そのものです。




ちなみに写真は・・・
駆け込みで乗れなかったため、あまりの悔しさにとった写真です。

皆様、お疲れ様でございます。

こんな日は帰ってゆっくり冷たい日本酒でもいかがでしょう?


                                         by 李白 五代目



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プロフィール
HN:
りはく
HP:
性別:
非公開
職業:
造り酒屋
自己紹介:
島根県松江市で125年間日本酒を造っております。
銘柄は「李白」。
このブログでは「李白」で起こったあれやこれや、いろいろ紹介していきます。

島根県松江市石橋町335
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